宇治の占い師ゆめのうきはし教室

勉強……苦手なんだよな。それはともかくとしてよろしくお願いします。

No25 西洋占星術6

5:火星

真っ赤に見える色からいかにも熱そうに見えながら、実は砂ぼこりで地球より地上温度は低いと言う火星、何も聞かずにこの星を見たら戦争しているようにも見える惑星です。英語ではMars(マーズ)、古代ローマでは戦争の神マルスからその名を取りました。名前の通り心に火が付くようなこと全般を支配します。さすがに戦争への向き不向きを判断できませんが、スポーツへの適性を図ることはどうやら不可能ではないそうです。「火星特効」と呼ばれるこの特殊な効果は生まれた瞬間に火星が東の地平線、または空の頂点に火星があるとスポーツマンとしての才能があると統計学上実証されました。火星の状態が良ければ勇敢で力強く勝敗に固執しすぐない人物になる反面、状態が悪ければ怒りっぽく感情に任せて人に八つ当たりする人間になるかもしれません。火星と金星は部分的に対を成している星です。金星は恋愛で心を充足させるのに対し、火星は力強さで心をひきつける魅力を持っています。火星は性的な面を含めた、恋愛の衝動的な面を占うのにも役に立ちます。

なお、これまでに紹介した太陽・月・水星・金星・火星をまとめて個人天体と呼びます。これらは地球に与える影響が非常に大きいと言うことでこの5つの天体を区別しています。