宇治の占い師ゆめのうきはし教室

勉強……苦手なんだよな。それはともかくとしてよろしくお願いします。

No45 西洋占星術26

アスペクト続き

ソフトアスペクト

前回紹介したコンジャンクションは合致する相手の天体によって吉凶が変わると言う性質を持ったアスペクトでした。これから紹介するアスペクトは相手の天体が土星冥王星であっても、常に良い意味を持つアスペクトです。常に良い意味を持つアスペクトを総称してソフトアスペクト、またはイージーアスペクトと言います。

①トライン

120°の角度を基準にするアスペクトです。相手の天体が悪い天体であっても必ず良い解釈をします。例えば土星とトラインを組んだ場合、土星の解釈が「努力をすれば得られる」とポジティブシンキングになります。

セクスタイル

こちらはトラインの角度の半分、すなわち60°の角度を基準とするアスペクトです。意味はトラインとほぼ同じ「天体同士が協調して能力を高めあう」ですがその力はトラインのおよそ半分になります。

ハードアスペクト

ソフトアスペクトとは反対にアスペクトを形成すると天体同士が互いに悪い影響を与え合うアスペクトをハードアスペクトまたはディフィカルトアスペクトと言います。

③スクエア

90°を基準とするアスペクトで最も悪い意味の強いアスペクトです。スクエアを構成する天体同士は、互いに相手の特性を傷つけるような作用をします。例えば月と金星がスクエアを形成すると「感受性の高さによって、恋心がかき乱されるような状態」が考えられます。

オポジション

180°を基準とするアスペクトで天体同士が互いに刺激しあう関係になりますs。それぞれの天体は、自分が本来担当する分野とは違うところから横やりを入れられる形になり動きが鈍くなってしまいます。

 

以上がアスペクトの概略です。この他にもアスペクトはあるのですがほとんど使われないので覚えるのは前回のコンジャンクションと今回の4つのアスペクトだけを覚えれば十分です。

次回からハウスに入ります。