今回は6ハウスを見ます。
第6ハウス
第6ハウスは奉仕のハウスです。有償無償を問わず、誰かのために尽くすサービスを行うことが、このハウスの主な意味です。奉仕と言う言葉から想像しやすいボランティア活動を示すことはありますが、実占ではシンプルに仕事を示すことがほとんどです。そのため、一般には労働のハウスとも言われています。このハウスに入っている天体は、人に奉仕すると言う活動の中でその本領を発揮します。また、周囲の人との関りもこのハウスの重要なテーマとなり、共同作業におけるチームワークもこのハウスが管轄していることの一つです。6ハウスのもう一つのテーマとして健康を示すと言われていますが、これは占いよりも医学の方が正確な答えを出す分野です。かつては占星術が医療の重要なパートを担っていた時代もありましたが現代の占星術では過信するべきではありません。では、天体が6ハウスに入ったときの変化を見てみましょう。
太陽 自営で頑張る。社長運あり
月 常に何か頼まれていないと気持ちが安定しない
水星 他社の指導で能力を伸ばす
金星 役立つ自分が好き
火星 お願いされてやる気になる
木星 何でもかんでも引き受けがち
土星 独り立ちの調節に時間がかかる
天王星 自分なりのやり方で働いたり、ノルマをこなす
海王星 世間のルールに縛られない働き方をする
冥王星 いざと言う時に頼りになる
来週は第7ハウスです