4ハウス
第4ハウスはホロスコープ上の最も低いところに位置します。そのことから、人物のルーツを表すハウスとされています。多くの人にとって、人生の根となるものは、幼少期の家庭環境の中で作られることでしょう。そのことから、4ハウスは「家庭のハウス」とも呼ばれています。特に実家との関係が深く、育ててくれた両親や遺伝的につながりのある先祖などを示すこともあります。家庭のハウスとは言っても、結婚後に自分が作る家庭の雰囲気をこのハウスから直接読み取ることはほとんどありません。結婚後に自分が作る家庭は、パートナーシップを表す7ハウスで読み取ります。このハウスにある天体は、その人物の家庭生活、特に幼少期の環境形成の中でその効力を発揮します。では、実際に4ハウスと天体を合わせて見てみましょう。
太陽 自分のいる場所に人を呼び寄せる
月 外で何があっても家に帰るとケロリとする
水星 家で仕事する
金星 ひたすらお家が楽しい
火星 家が商売やったり人の出入りがにぎやかになる
木星 住まいが広くなりがち
土星 家の責任をいろいろ負うことが多い
天王星 世間と違う家庭でOK
海王星 世界中どこでもどんな家でも割とOK
冥王星 根拠なき安定感を持つ