（前回の続きです）
2：月
月は太陽と並んで占星術上重要な天体です。太陽が外面的・社会的な個人を表すとすれば、月は内面的・精神的な面を表します。ある意味自分自身を映す鏡と見ることができます。よって、月の状態がいい時は自信をもってストレスのない生活を送れる半面、状態が悪い時は精神的に不安定な状態に置かれます。状態の良し悪しは月を見れば一目瞭然です。新月から満月に至って状態が悪くなり、満月から新月に向かう間に状態がよくなります。太陽は社会的な成功を表す反面、月は精神的な状態を映し出します。心理的に不安を抱えていることがある方は月の状態を調べるといいでしょう。月の状態を見れば以下のようなことが分かります。
・自分自身を分析するのに有効
・自分自身の心が求めている者
・理想の家庭像
精神的に安心できるためには家庭環境の安定につながります。月を調べれば、今の家庭の雰囲気や充実度合いが分かってきます。このように月は人間の大切な内面的な部分を調べるのに有効な、言わば「心を映す鏡」になるわけです。ちなみに月と最も深い仲なのは蟹座です。
